土用の丑の日
東洋医学の力であなたの健康と美肌つくりを応援します。鍼灸美容家山本みはるです。
土用の丑の日といえば鰻を食べて夏を乗り切ると言われていますよね。実はそれちょっと間違っているんです。
東洋医学の五行では湿気のある梅雨が終わったばかりの、いまの時期ですよね、今は夏の暑さもあるけど
まだかなり湿気あるので胃腸に負担がかかる時期なんです。これは森羅万象で決まっています。
こちらをご覧ください。五行の縦の欄が関係するものです。

五季のところに長夏とあると思います。これがいまの湿気のある梅雨時期ですね、もう梅雨明けしてますが
まだ湿気のある時期は胃腸に負担がかかります。
ですから、土用の丑の日には体を酷使せず、無理をしないように心がけることが大切です。十分な休息をとり、体を休めることが重要です。
ではなんで土用の丑の日に鰻を食べる習慣ができたかというと、、。
もともとは、江戸時代、土用の丑の日に「う」につくものを食べると病気をしないという風習があり、梅干し、うどん、牛肉(うし)、瓜などを食べていました。
ある時、夏に売上が伸びないといううなぎ屋からの相談を受けた平賀源内という学者が、「本日丑の日」と張り紙をするよう提案したそうです。
そこからそのうなぎ屋が大繁盛し、周りのうなぎ屋もこれを真似したことで、この風習が現代まで続くようになったんです。
うなぎはビタミンA/B郡を豊富に含み、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待されていますがけっこう脂分も多いですよね?
今の湿度で胃腸がやられている時期にこの脂分はあまりよくありません。
また、胃腸に負担をかける事で夏の熱中症にもなりやすいです。
今は冷たいものばかり摂らないで胃腸を労わる季節です。なるべく温かいお粥とか、しっかりと噛んで食べるなど養生していきましょう。
東洋医学の力であなたの健康と美肌つくりを応援します。山本みはるでした。