水分不足は肌がボロボロに!?
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本日のテーマ:「水分不足は肌がボロボロに!?」
実はこれは非常に重要なことです。特に冬は汗をかいているけど、感じにくくなってますよね。じわっと汗をかいてるかなってわかる程度。
水分は体の健康機能に大きな影響を与える、代謝、免疫、風邪予防。人間の体は一般的に体重の約60~65%が水分です。これが不足すると、さまざまな健康問題を発症します。
なぜなら、体内の水分は、血液やリンパ液、細胞間液などの体液の一部として働き、体の機能を調節しています。
水分が不足すると、熱中症や脳梗塞などの重大な事故や健康障害を引き起こす可能性があるからなんですね。
人間の体内には、部位ごとに異なる水分量が存在します。
体の部位ごとの水分量は、筋肉が最も多く、筋重量の約75%が水分で構成されています。筋肉は筋肉量が減少すると体内の水分量も少なくなりがちです。筋肉・脳の水分のお話。
①筋肉 水分を体に貯める『貯水庫』の役割を果たしている。筋肉の約75%が水分から出来ています。
筋肉は水分の貯水庫とも呼ばれ、筋肉量が減少すると体内の水分量も少なくなりがちです。加齢に伴って筋肉量が減るため、体水分量も低下し、脱水状態になる危険性が高まります。
具体的に水が身体の中で何をしているかというと、
血液量の維持・体温の調節・筋肉の収縮に関わっています。
筋肉の水分量と健康の関係は次のとおりです。
- 筋肉の水分量が不足すると、筋肉が干からびて体の柔軟性が失われ、肩こりなどの慢性的な体の痛みを引き起こす可能性があります。
- 簡単に言うと筋肉はバケツのようになっていて、そこに水が溜まっている状態です。
- 筋肉が増えるとバケツの容量が大きくなり保持できる水分量が多くなります。
- 女性や高齢者の方も適度に運動をして筋肉量を保っていれば、バケツの容量は小さくならないので正しい水分補給さえ出来ていれば体内水分量は少なくなりません。
- 水分補給が大事なのは誰もがわかっていることですが、水分を保持するためには筋肉量を持続することも大事になります。軽い運動が体に良いのはこんな理由。
➁脳 脳の水分量は、約80%です。脳は水に富んだ組織で、多くの機能が水の動きや代謝によって支えられています。
脳における水の重要な機能としては、次のようなものがあります。
- 老廃物を脳の外に排出する
- 脳の反応速度を上げる
- 脳のパフォーマンスを向上させる
水分不足は、ホルモンの不均衡を引き起こし、脳に悪影響を及ぼします。また、水分不足は脱水症の原因にもなります。
水分補給は、のどが渇いたと感じる前にこまめにするとよいでしょう。成人であれば、1日に1.5リットルを摂取するよう心がけましょう
水を十分に摂ることで血流がよくなり、冷え性の改善に役立ちます。逆に水分不足になると、血液がドロドロになり、健康リスクが高まる、ご存じですよね?
③血液 血液の約90%は水分で構成されています。血液の半分以上は「血漿」という液体でできており、その約90%が水分です。
血液には、酸素や栄養素、ホルモン、免疫細胞などを運ぶ役割があります。また、老廃物や体に不必要なものを運び出すのも水分です。
水分が不足すると血液がドロドロになりますが、十分な量の水分があれば血流が良くなります。
また、血液には脂質や糖、塩分を排出する役割もあるため、水を飲むことで糖尿病や高血圧などの生活習慣病の改善や予防に役立ちます。
まとめ
水分をしっかり摂ることは健康の本。脳の働きにも大きく影響します。もちろん脳にも筋肉にも影響するんですから肌もね影響します。
だって脳が正常に働いていなければ体の機能がうまく動かないんですから内臓がボロボロになってしまう、当然肌トラブルの多い人になる。
じゃあどれくらいの量を摂ればいいの?
健康な成人が1日に必要な水分量は、体重1kgあたり約35mlが目安です。
たとえば、体重が50kgの人は1.7L、60kgの人は2.1L、70kgの人は2.4L が必要になります。
水分補給が十分であれば、体全体の機能が活性化し、免疫力も正常化しまう、
特に冬場は喉の乾きを感じにくく、水分不足に陥りやすいので、意識的に少しずつ水を摂ることが大切です。
健康は生活の土台であり、毎日少しずつ水を飲むことで、体と頭が喜び、充実した毎日を過ごすことができます。
来週のメルマガではこの水分、じゃあ一体何を飲んだらいいの?っていう具体的な水分のとり方をお話します。
お茶が良いのか、ミネラルウォーター、浄水器にこだわる方もいらっしゃると思いますがわたし山本みはるは何を飲んでいるのか?
何を飲んだら美肌をキープできるのか、わたしも色々試していますので。
気になる方はぜひ来週のメルマガお楽しみにしてくださいね。
東洋医学の力であなたの健康と美肌つくりを応援します。山本みはる