トランプ氏とゼレンスキー氏の口論から学ぶ「ズレを埋める方法」

日々の生活の中で、「相手と考えがかみ合わないな…」と感じることはありませんか? 実は、鍼灸院でもよくあることなんです。

先日、アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が、公開の場で口論する場面が話題になりました。

どちらも「戦争を終わらせたい」という目的は同じはずなのに、意見がかみ合わず、すれ違いが起こっていました。
実はこれ、鍼灸の現場でも起こりうる話なんです。


目次

患者さんと鍼灸師の間にある「ズレ」

例えば、「肩こりを何とかしたい」と来院された患者さん。
一方、私たち鍼灸師が診ると、肩こりの原因は「姿勢の乱れ」や「内臓の不調・お腹の冷え」「ストレス」など、思いもよらないところにあることが多いです。

そこで、根本から改善するために「お腹の治療をしましょう」と提案すると、患者さんの頭の中には「え? 肩を治してほしいのに、なぜお腹?」という疑問が生まれます。

お互いに「良くなりたい」という気持ちは同じなのに、目標設定がズレてしまうと、治療の納得感が低くなってしまいます。


「ズレ」を埋めないと、どうなる?

このズレが埋まらないと、患者さんは「思っていた治療と違う」「説明が難しくてよくわからない」と感じ、治療に対する期待感が薄れてしまうことがあります。

逆に、しっかりとズレを埋めることができれば、「なるほど、そういうことだったのか!」と納得し、治療の効果をより実感していただけるようになります。

では、どうすればこの「ズレ」をうまく埋めることができるのでしょうか?


「ズレ」を埋める3つのポイント

  1. 「ゴール」を共有する
    まずは、患者さんの希望(短期間での症状改善)と、私たち鍼灸師の視点(根本的な改善)の両方を大切にしながら、治療の方向性を一緒に考えます。
  2. 「なぜこの治療が必要なのか」をわかりやすく伝える、そのために当院ではカウンセリングを重視しています。初診のカウンセリングは3時間。
    例えば、「肩だけ治療するとすぐ戻ってしまうけれど、根本の原因を整えると長持ちしますよ」とシンプルに説明することで、患者さんも納得しやすくなります。
  3. 自分の体や肌に触れて、セルフケアをやってもらいます。
    まずは患者さん自身で体や肌に触れてもらって、ここが冷えてる、硬い、動きずらいとか、体に肌に触れてもらって、その対策方法をアドレスします。具体的にはストレッチやお灸、肌は朝晩のお手入れの見直しとやっていただき、そして、実感していただけます。

お互いに納得できる治療を目指して

トランプ氏とゼレンスキー氏のように、同じ目的を持っていても、考え方の違いからすれ違いが起こることがあります。
しかし、そのズレを丁寧に埋めることで、お互いに納得できる治療につなげることができます。

当院では、皆さんが「納得できる治療」を受けられるように、一人ひとりに合わせた説明や施術を心がけています。

ですから、完全予約制・完全オーダーメイド治療。

もし、治療について気になることや疑問があれば、遠慮なくご相談くださいね。

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